みなさん、こんにちは。クラウド会計専門公認会計士の中田裕司(なかたゆうじ)です。
10月19日のブログ「初心者でも簡単にホームページ作れます vol.2」で、お問い合わせフォームとして「WPForms Lite」を使ってますと紹介しました。
(2021年12月16日加筆)
WPForms Lite(無料版)からBasic(有料版で一番安いプラン)に変更しました。


この「WPForms Lite」でお問い合わせフォームを作ったのは良かったのですが、試しに自分でお問い合わせフォームから問い合わせをしたところ、待てど暮らせど、メールが送信されなかったのです。
Web制作素人のわたしには、なんで届かないのかがさっぱり分からなかったのですが、ネットでいろいろ調べたら、「WP Mail SMTP」を使うと良さそうということが分かりました。
「WP Mail SMTP」を使ったところ、見事、メールが送信されました。
今日は、「WP Mail SMTP」を使って、お問い合わせメールが送信されるようにするための方法を紹介します。
そもそも、なんでメールが送信されないの?
回答:Webサイトのサーバーとメールを送信するサーバーが違うから
わたしは、WordPressのサーバーとして「mixhost」を使っているのですが、メールはGoogle Workspace(旧 G suite)を使っています(=Gmailのサーバーを使っている)。
WordPressは、何も設定しないとmixhostのサーバーを使ってメールを送信しようとします。
つまり、メールを送信するサーバーを使うようにしてくれません。
だから、WordPressに、Gmailのサーバーを使って送信するようにお知らせしないといけません。
そこで登場するのが、「WP Mail SMTP」です。
どうやって、設定するの?
プラグインのインストール
「WP Mail SMTP」はWordPressのプラグインですので、以下の手順でインストールします。
(プラグインのインストールは、10月16日のブログ「初心者でも簡単にホームページ作れます vol.1」のStep.2で「Really Simple SSL」のインストール方法を紹介していますので、そちらをご確認頂ければと思います)
- WordPress管理画面左側の「プラグイン」>「新規追加」より、プラグインが公開されている画面に遷移
- プラグインが公開されている画面右側の検索窓に「WP Mail SMTP」と入力
- 「WP Mail SMTP」の「今すぐインストール」をクリック
- インストール完了後、「有効化」をクリック

WP Mail SMTPの設定
プラグインのインストールが完了したら、「WP Mail SMTP」の設定です。
- WordPress管理画面左側の「WP Mail SMTP」>「設定」より、設定画面に遷移
- 一般タブ>「メール」に送信元のメールアドレスを入力
- 一般タブ>「フォーム名」に送信元の名称を入力
- 一般タブ>「メーラー」で、「Gmail」をチェック
- 一般タブ>「Gmail」で、Google Cloud Platformから入手した「クライアントID」「クライアントシークレット」を入力し、設定を保存する
(GmailのAPIを設定する) - ⑤の保存後、「設定」の一般タブ>「Authorization」にGoogleアカウントへのアクセスリクエスト画面が出るので、許可する
- メールテストタブを開いて、送信先メールアドレスを入力し、「メールを送信」をクリック
- テスト成功のメールが届けばOK
⑤、⑥の方法は画像を残し忘れたので、JAJAAAN!社サイト「WordPressのメール送信にGmail(Gsuite)を使う方法【2020年最新】」を参考に、「クライアントID」「クライアントシークレット」を取得して頂ければと思います。



「クライアントID」「クライアントシークレット」を入力


まとめ
WordPressでGmailを送信する際、何も設定しないと送信できません。
そこで、「WP Mail SMTP」を使って、WordPressでGmailを送信できるようにします。
GmailのAPIを設定するのが少し面倒ですが、そこをクリアできれば、大丈夫です。
編集後記
ASBJの収益認識会計基準の書籍を購入したのですが、半分が基準の文言そのものでした。
これから読みますが、少し内容が心配です。
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