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終わり良ければ全て良しではなく、過程も大事

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みなさん、こんにちは。クラウド会計専門公認会計士・税理士の中田裕司(なかたゆうじ)です。

昨年、亡くなられた元プロ野球監督の野村克也さんが座右の銘とされていた「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉をご存知でしょうか?

もともとは、江戸時代中・後期の肥前国平戸藩第9代藩主 松浦清が、松浦静山という名前で執筆した随筆集『甲子夜話』の中の一節だそうです。

この「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉は、「負けるときには、必ず理由がある。一方、負ける理由があっても、何らかの要因が作用して、勝つこともあるので、油断してはいけない」というような解釈がされることがあります。

そういった側面もあるかもしれませんが、実は、正しい行いをしていれば、強さがなくても勝つことはでき、正しくない行いをすれば、必ず負けるということを言っているそうです。

いずれの解釈にしても、「結果に一喜一憂しないで、過程を大事にしよう」ということですね。

目次

過程を大事にするとは

物事は1回限りで終わりではないと意識すること

仕事でもプライベートでも、1回こっきりで終わりという事象はほとんどなく、潜在的には、どんな事象も、もう一度経験する可能性があると思います。

もし、いつか経験する可能性があると思ったら、何をやったら成功するのかということに注目し、成功するためにどのように取り組むかを考え、行動すると思います。

例えば、営業の方でしたら、1回限りの営業というのはなくて、多くの潜在顧客に営業するので、どうやったら成約できるかを必死に考えますし、バックオフィスの方でしたら、同じような事務作業を繰り返すときに、どうやったら効率化できるのかを考えると思います。

そうした行動によって、次の成功につながり、大袈裟に言えば、人生が楽しくなってくると思います。

物事を抽象化すること

成功するためには、成功した人を徹底的にパクる(=TTP)ことが推奨されることがあります。

人類の歴史も何万年とあるわけですから、近年に成功した人も、完全にオリジナルではなく、先人の知恵を参考にしていると思います。

先人の知恵を参考にすると言っても、単に行動をなぞるわけではありません。

先人の行動を抽象化し、成功するためのパターンを抽出し、行動に移すわけです。

ビジネスで成功する人は、いろんなビジネスモデルを研究し、利益があがるモデルを選択し、実行します。

過程を大事にするために必要な心構えは、あきらめないこと

過程を大事にするために必要な心構えは、あきらめないことだと思います。

センスがあって、何事も要領よくて、うまくいく人もいるかもしれませんが、すぐに結果が出ないこともあると思います。

すぐに結果が出ないからと言って、あきらめてしまっては、どんなこともうまくいきません。

結果がでないときは、過程が間違っているわけなので、何がいけないのかを追求し、行動を修正することで道が拓けるはずです。

まとめ

今日は、過程を大事にすることについて考えてみました。

自分自身への戒めという意味で書いたのですが、結果だけを求める社会になっているような気がしていますので、結果も大事だけど、過程も同じくらい大事だよと思ってくれる方が増えれば幸いです。

編集後記

今日は、先日購入した5秒ハンガーを使って、クローゼットの服を整理しました。

5秒ハンガー、いいですね👍


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