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変化の激しい時代は、むしろ朝令暮改の方がいいかもしれない

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みなさん、こんにちは。クラウド会計専門公認会計士・税理士の中田裕司(なかたゆうじ)です。

いつからそうなったか、記憶にないくらい、現代は変化の激しい時代です。

変化に対応できないと、遅れをとり、大げさに言えば、滅びてしまいます。

あまり良くない言葉として、「朝令暮改」という言葉があります。

「朝令暮改」とは、

朝に命令を下し、その日の夕方になるとそれを改めること。命令がひんぱんに変わって一定しないこと

精選版 日本国語大辞典(小学館) より抜粋

という意味です。

要はコロコロと態度が変わることなので、良くない印象がありますが、「朝令暮改」をよくよく考えてみると、必ずしも良くないとは言えない、変化の激しい現代では、むしろ、いい言葉なのではないかと思うようになりました。

今日はなぜ、「朝令暮改」がいいのかを紹介したいと思います。

目次

変化を見極めて、変化に対応する行動だから。

「朝令暮改」をする人、つまり、コロコロ変わる人のスタンスを考えてみると、2つに分かれると思います。

  • 誰かが言っているからとか、流行りだからと言って、よくわからないけど、とりあえず、乗っかる
  • 常に、世の中の変化を見極めて、行動する

どちらが良いかは言うまでもありませんが、前者は、多数派でありたいという考えが見え隠れします。

そうなると、理屈ではないので、いい結果になったとしても、長続きしないし、悪い結果になったとしても、立て直しの方法がわからないので、また、誰かに乗っかるという戦法しか取れません。

ここで、ひとつ例をあげます。

最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が、いろんなところで叫ばれています。

このツールが流行っているからとか、従業員の働き方改革のためといった、表面的な事象にとらわれて、とりあえず、DXをやってみようという程度では、早晩、失敗するでしょう。

DXという言葉を聞いて、なぜ、今、DXが必要で、どんなメリット・デメリットがあるのかを理解した上で、どのツールが組織にとって有用なのかを決めるのに、コロコロと変わることは歓迎されることだと思います。

変化を見極め、その変化についていくことで組織・個人が成長できるという信念のもと、コロコロと変えるわけですから。(何の考えもなく、行きあたりばったりに変えるくらいなら、信念を持って、何も変えない方がよっぽどいいです)

会計士・税理士にとって「朝令暮改」であることの意味

わたしの様な会計士・税理士にとって、「朝令暮改」というと、お客様に対してお伝えしたことやおすすめしたことを、ひっくり返すことです。

お客様の経営を良くするためならば、躊躇なく、ひっくり返すようにしています。
(反発を食らうのは正直怖いですが、流行りだからということでひっくり返すことはありません)

また、今は、わたしはfreee専門を謳っていますが、今後、freeeより優れたプロダクトが出てきて、それがお客様の経営を良くするためならば、躊躇なく変えることをオススメするでしょう。
(今のところ、freeeより優れたプロダクトは見当たりませんが。。。)

わたしも変化を見極めて、変化に対応できるように精進しないといけません。

まとめ

変化を見極め、組織の発展のために行動するのであれば、「朝令暮改」がよいことを述べました。

くれぐれも、何も考えずにコロコロと変わることだけは避けなければなりません。

編集後記

昨日、仕事帰りに、渋谷のIKEAに立ち寄ったのですが、大型のIKEAの店舗と違って、フロアで何を売っているかが明らかなので、わかりやすいですね。


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