みなさん、こんにちは。クラウド会計専門公認会計士の中田裕司(なかたゆうじ)です。
ふだん、パソコンを使って仕事していて、複数のアプリを切り替えて操作することにストレスを感じている方はいませんか?
「ネットを見て、エクセルに入力して、さらにメールを書いて」を1つの画面でやるとなると、何回切り替えをするんだというくらいに切り替えることになりますし、何より生産性が落ちます。
今日は、仕事のストレスを軽減し、生産性を上げるために、デュアルディスプレイが必要であることを紹介します。
デュアルディスプレイとは?
デュアルディスプレイとは?
デュアルディスプレイとは、パソコンの画面と、パソコンにつないだ外部ディスプレイの画面の2つの画面をいいます。
パソコンと外部ディスプレイのつなぎ方はさまざまありますが、わたしが使用しているMacbook Air 2019は、外部機器と接続するのがUSB-Cポートしかないので、USB-CーHDMIケーブルか、USB-CーUSB-Cケーブルでつないでいます。
デュアルディスプレイの効用
冒頭、仕事のストレスを軽減し、生産性を上げるということをお話しました。
「オフィス、教育施設、医療施設用家具」を販売するSteelcase社によると、
98% of users preferred a dual monitor configurator to a single monitor.
Microsoft researchers found that switching to multiple monitor configurations could boost productivity between 9 percent and 50 percent.
Tech consultant Jon Peddie Research reported that users of multiple monitors estimated productivity gains averaging 42 percent.
In a report to the Human Factors and Ergonomic Society, researchers at Wichita State University found that multiple monitors helped boost performance, regardless of screen size.
Users reported dual monitors were measurably more efficient and less frustrating than a single monitor.
How Multiple Monitors Affect Wellbeing
Perhaps most notable, nearly all of the study participants—98 percent— preferred a dual monitor configuration
The ability to arrange monitors and easily control their position greatly affects productivity, comfort and wellbeing.(Steelcase社)を一部引用
ということを紹介しています。
さらっと、英語の文章を紹介しましたが、日本語にすると次の通りです。
- ユーザーの98%がデュアルモニターを好む
- マイクロソフト社によると、複数のディスプレイが生産性を9%〜50%向上させた
- 技術コンサルタント Jon Peddie Researchによると、複数のディスプレイが生産性を平均42%向上させた
- ウィチタ州立大学の報告によると、画面のサイズに関わらず、複数のディスプレイがパフォーマンスを向上させた
- ユーザーの98%がデュアルモニターの方がより効率的で、イラッとしない
あくまで、研究は一定の条件のもとでの話なので、必ずしも全員に当てはまるものではないですが、デュアルディスプレイで仕事するようになって3年ほど経つわたしも、仕事の効率性は上がり、イラッとすることは減りました。
(イラッとすることが減ったのは、アプリの切り替えが減ったという意味であって、仕事のそのもののストレスが減ったわけではありません(笑))
デュアルディスプレイが適する状況は?
デュアルディスプレイが生産性向上、イライラ低減に貢献するとは言え、全ての状況にあてはまりません。
デュアルディスプレイが適する状況の例を紹介します。
資料を参照しながら、作業をする
書籍やネットを参考にして、提案書を書いたり、レポートを書いたり、ブログを書いたりしませんか?
切り替えの操作なしに、画面を見比べながら、作業ができます。
わたしはKindleの電子書籍を見ながら、提案書やブログを書いています。
(下写真の左がブログ、右が電子書籍です。また、画面が黄色くなっているのは、ブルーライトカットの影響です)
2つのExcelを見比べる
Excelには、1つの画面で複数のファイルを並べて表示できますが、全てが表示されるわけではなく、非常に見にくいです。
デュアルディスプレイにすれば、それぞれの画面にExcelファイルを写すことができて見やすいですし、例えば、Aのファイル→Bのファイルにコピペしたいときもストレスなくできます。
(画面が黄色くなっているのは、ブルーライトカットの影響です)
おすすめのディスプレイはあるのか?
「おすすめのディスプレイをあるのか?」ですが、2万円台であれば仕事に必要な機能・性能を満たし、困ることはないので、2万円台のものがおすすめです。
ちなみに、わたしは据え置きの27型ディスプレイとモバイルの13型ディスプレイを買いました。
自宅兼事務所なので、27型を使うことが多いですが、外出時に使う用としてモバイル型を1つ買いました。
(モバイル型は、Switch、PS4、FireTV stickに接続できるので、仕事以外の用途でも使えます。仕事しろという話ですが、ひとり事務所なので、誰にも怒られません(笑))
デュアルディスプレイのデメリット
デュアルディスプレイのデメリットは、次の2つです。
- コストがかかる
- 場所を取る
コストがかかるのはそりゃそうでしょということですよね。
おのおのデスクのキャパシティが違うので、キャパシティに比べて大きすぎると、場所を取って圧迫感が出てしまい、別の意味でストレスを感じてしまいます。
至急ほしい場合は仕方ないですが、時間に余裕がある場合は、一度お店で見てから買うようにしましょう。
まとめ
デュアルディスプレイで仕事をすると、生産性向上とストレス軽減が期待できます。
2万円台であれば、仕事に使うのに支障はないので、2万円台のものを買うといいでしょう。
ただし、場所を取るので、事前にお店で見て買った方が無難です。
編集後記
今日は、チャンピオンズリーグのリヴァプールーミッティラン(デンマーク)の一戦があったのですが、日本では見られずじまい。
あぁ、どっかの大富豪がチャンピオンズリーグの放映権買ってくれないかなぁと思った今日このごろです。