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決算書をざっくり説明してみました vol.2

みなさん、こんにちは。freee専門公認会計士の中田裕司(なかたゆうじ)です。

11月4日のブログ「決算書をざっくり説明してみました vol.1」で、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書といった決算書の概要を紹介しました。

本日から、2回にわたって貸借対照表を紹介します。

目次

貸借対照表って何?(復習です)

まずは貸借対照表って、どういうものでしたでしょうか?

貸借対照表は、決算日時点の「集めた資金」「集めたお金で投資した結果」を示すものです。

「集めた資金」→負債と純資産で表し、返す義務のあるお金は負債、返さなくていいお金は純資産です。

「集めたお金で投資した結果」→資産と表します。

また、資産=負債+純資産の関係が成り立ちます

というものでした。

今回は、資産について紹介します。

資産とは?

集めたお金で投資した結果って?

資産は「集めたお金で投資した結果」ということですが、「結局、何なの?」と思われたかもしれません。

企業はお金を集めたら、それでは終わりではなく、モノ・サービスを買ったり、設備を買ったりします。

また、集めたお金を全額使わず、不測の事態に備えて、集めたお金の一部を預金として残します。

つまり、集めたお金で買ったモノ・サービスや設備と、これらに投資した後に残ったお金を資産と言います。

資産にはこういったものがあります

資産をモノ・サービス、設備、お金に分けて表現しましたが、実際はもう少し細かく分けます。

細かく分けると次のようなものがあります。
(あくまで例示なので、これがすべてではありません)

一定のルールに従って分類します

貸借対照表で表示される資産は、一定のルールに従って分類されます。

そのルールは、以下の2ステップです。

  • 第1段階:会社の営業活動で発生するものか?
  • 第2段階:決算日から1年以内に現金化できるか?

この2ステップにより、すぐにお金になるものとすぐにお金にならないものを分類します。

第1段階でYesの場合、営業活動は日々行われているので、営業活動から生じた資産はすぐにお金になると考えられます。

また、第1段階でNo、第2段階でYesの場合、日々行われないとしても、決算日から1年以内であれば、その資産はすぐにお金になると考えます。

すぐにお金になる資産を「流動資産」、すぐにお金にならない資産を「固定資産」と言います。

前のセクションで例示した資産で言うと、現金〜棚卸資産までが「流動資産」、建物〜敷金までが「固定資産」です。

ただし、上記の例の預金のうち、決算日から満期日までが1年を超える定期預金や、有価証券のうち、すぐに売るつもりのないもの、貸付金のうち、決算日から1年を超えて返済されるものは「固定資産」となります。

現金はともかく、預金はいつでも引き出せますし、売掛金や棚卸資産は営業活動をしていれば当たり前のように発生するので「流動資産」となります。

建物〜ソフトウェアは長期間にわたって使用することが想定され、有価証券〜敷金は時間をかけて資金化することが想定され、すぐにお金にならないので、「固定資産」となります。

なお、「固定資産」は、「有形固定資産」、「無形固定資産」、「投資その他の資産」に細分化されます。

上記の例ですと、建物〜工具器具備品のような物理的に存在する資産が「有形固定資産」で、これらのほかに機械、車両、土地などがあります。

「無形固定資産」は、ソフトウェアのような物理的に存在しない資産で、ソフトウェアのほかには、特許権や商標権などの法律上の権利などがあります。

「投資その他の資産」は投資により利益を得る目的で長期間保有する資産で、上記の例の有価証券〜敷金が該当します。

まとめ

貸借対照表の資産は、モノ・サービス、設備、お金に分けられます。

すぐにお金になるものは「流動資産」、すぐにお金にならないものは「固定資産」と呼びます。

編集後記

アメリカ大統領選挙はようやく、バイデン氏の当選確実で決着しそうですね。

ただ、トランプ氏も負けを認めていないので、今後どうなるか注目です。

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