みなさん、こんにちは。 クラウド会計専門公認会計士・税理士の中田裕司(なかたゆうじ)です。
常日頃、コミュニケーションをとるときに、論理的であることを意識していますか?
最近、「ロジカル・シンキング練習帳」(東洋経済新報社)という本を読んでみて、わたしがコミュニケーションを取るときに、いかに論理的でなかったかを思い知りました。
論理的でないことが、自分自身のみならず、相手にも迷惑をかけているとも思っていませんでした。
今日は、「ロジカル・シンキング練習帳」という本を紹介しつつ、なぜ、論理的であることが大事なのかを考えていきます。
「ロジカル・シンキング練習帳」とは
「ロジカル・シンキング練習帳」は、ビジネス上のメールの書き方を通じて、ロジカル・コミュニケーションの「基本の型」を学ぶものです。
ロジカル・コミュニケーションとは、
「わかりやすく論理的に、しかも速く、感じよくメッセージを伝えて、仕事を前進させる」
「ロジカル・シンキング練習帳」(東洋経済新報社)より抜粋
ことです。
「ロジカル・シンキング練習帳」では、主に、伝える前の準備や思考整理と構成といった「ロジカル・シンキング」と、構成を視覚化した表現と好感度のある日本語表現といった「ロジカル・ライティング」を学びます。
「導入部→本論→結び」という「基本の型」に沿って、
- 「導入部」・・・テーマと相手に期待する反応が明示されているか?
- 「本論」・・・メールを見ただけで、グループ化がわかるか?&グループごとに要点が書いてあるか?
- 「結び」・・・「具体性、簡潔さ、論理性、好感度」のある日本語を使っているか?
ということを意識してメールを作成することで、相手に伝わるメッセージになると紹介しています。
同書は、メールを題材としていますが、対面でのお話、会議、チャットなど、ありとあらゆるコミュニケーションを当てはまります。
メールやチャットで何度もやり取りすることがあって、時間がもったいないなぁとか、うまく説明できなくて、お相手に申し訳ないなと思うこともしばしば。
論理的に伝えることで、無駄なラリーも少なくなり、本当に必要なことを時間を割けます。
論理的であることが大事な理由
同書は、仕事を速くすすめるための技術として紹介していますが、仕事に限らず、プライベートでも、論理的であることが大事なのは同じだと思います。
あうんの呼吸がいつまでも続くわけではない
なにも言わないでも分かり合える、あうんの呼吸って素晴らしいですよね。
それが一生続くなら。
洋の東西・時代を問わず、言葉が足りなかったがために、修復できないくらいに関係がこじれてしまうこともしばしばあります。
(極論、仕事の場合は、解約すれば、関係がこじれた相手と関わることはなくなりますが、これが家族になると、なんともやっかい。。。)
あうんの呼吸が一生続くものと思っていると、論理的に伝えていないことが、ささいな勘違い・すれ違いを生み、やがて関係を壊すなんてことになりかねません。
(何だか、世知辛い世の中になってしまったと思いますが)
論理的に伝え(時には相手の耳が痛くなることも含め)、お互いに理解し合うことで、関係を発展させられると思います。(あと、感謝・尊敬の気持ちも大事ですね)


まとめ
今日は、論理的であることが大事な理由を考えてみました。
今、この時点で、わたしが論理的なのかと言われると、必ずしもそうではないかもしれませんが、論理的であるためには日々の鍛錬で、鍛え上げるしかないですね。
編集後記
今日から、松屋で、「シュクメルリ鍋定食」の発売なんですけど、近所の松屋が、改装工事のために1月29日まで一時閉店とのこと。
まさに、ぴえん😂
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