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固定資産税って、どうやって決まるかご存知ですか?

みなさん、こんにちは。freee専門公認会計士・税理士の中田裕司(なかたゆうじ)です。

2020年12月7日付 共同通信社「固定資産税、全ての土地増税回避」というニュースが報道されました。

まだ、正式に決まったわけではありませんが、新型コロナウィルスの影響を鑑み、土地にかかる固定資産税が据え置き、もしくは、値下げになりそうです。

ところで、個人ですと、戸建てのお家や分譲マンションを所有されている方、企業でも、会社名義で土地や建物、機械などを所有されている方は、固定資産税を支払っていると思います。

そんな固定資産税、支払額がどうやって決まっているかをご存知でない方も多いと思います。

今日は、固定資産税の支払額がどうやって決まるかを紹介します。

目次

固定資産税って何?

何に対する税金?

固定資産税は何に対する税金でしょうか?

「固定資産」と「税」なので、固定資産に係る税金であることは想像がつくかもしれませんが、「固定資産って何?」と思いませんか?

ざっくり言うと、

  • 土地
  • 建物(正式名称は家屋)
  • 事業用の構築物や機械等(正式名称は償却資産)

の3つです。

土地や建物は、事業用に限らず、個人の住居用も含み、事業用の構築物や機械等の「等」には、パソコン、エアコン、冷蔵庫、厨房設備等の備品類を含みます。

誰が払えって言ってくるの?

市区町村が払いなさいと言ってきます。

誰が払うの?

毎年、1月1日時点で、固定資産を所有している個人や企業が払います。

いくら払うの?

税額=課税標準額×税率(1.4%)で計算された金額を払います。

課税標準額って何?

課税標準額は、固定資産税を計算するための基礎となる価格です。

土地、建物、事業用機械等で、それぞれ課税標準額の計算方法が異なります。

土地

実際の売買事例を基に算定した価格を基礎にして課税標準額が決まります。

なお、課税標準額は3年に1度見直し、これを「評価替え」といいます。

先ほどのニュースに関連して、本来は、2021年度に「評価替え」するはずですが、土地については、固定資産税が値上がる方向の「評価替え」は凍結されるようです。

建物(家屋)

もう一回、同じ建物を作るとしたらかかるコストを参考にした価格から、時の経過による価値の減少を差し引いて課税標準額が決まります。

建物の課税標準額も、土地と同様、「評価替え」をします。

事業用機械等(償却資産)

買ったときの価格から、時の経過による価値の減少を差し引いて課税標準額が決まります。

なお、わたしの住んでいる横浜市の場合、同一区内で同一の人が所有する課税標準額が以下の金額未満の場合は、固定資産税がかかりません
※:他の市区町村でも同様の規定がありますので、詳細は、固定資産の所在地の市区町村にご確認頂ければと思います。

  • 土地:30万円
  • 家屋:20万円
  • 償却資産:150万円

また、固定資産税には各種の特例があり、横浜市では次のような特例があります。

いつまでに払うの?

固定資産税は、多くの市区町村で、4回に分けて、次の日を期限として払います。

第1期:4月末日
第2期:7月末日
第3期:12月末日
第4期:翌年2月末日
※末日が土休日の場合は、その翌日が納期限です。

4回に分けずに、第1期にまとめて1年分払ってもいいです。

また、最近は、QRコード決済で支払える市区町村が増えていますので、QRコード決済に対応しているかどうかは、固定資産をお持ちの市区町村にご確認頂ければと思います。

おまけ:都市計画税って何?

固定資産税を払っている方で、都市計画税という税金も払うことがあるのをご存知でしょうか?

固定資産税を払うから、必ずしも都市計画税も払うわけではありませんが、参考までに紹介します。

ざっくり言うと、

毎年、1月1日現在、道路、公園、下水道などの都市施設の整備を行うような地域(※1)の土地や建物を保有する場合、

都市計画税=課税標準額(基本的に固定資産税と同じ)×税率(0.3%)

を、固定資産税と一緒に払います。

都市施設の整備をするための財源とするわけですね。

ですので、都市施設の整備を抑制し、優れた自然環境等を守るような地域(※2)では、都市計画税はかかりません。

※1:市街化区域といいます。
※2:市街化調整区域といいます。

まとめ

1月1日に、土地・建物・事業用機械等をもっていると、固定資産税がかかり、4月から4回にわけて、市区町村に支払います。

編集後記

今日の早朝、サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプール対ウォルバーハンプトンをDAZNで観戦しました。

イングランドでは、コロナウィルスの感染状況がひどい地域を除き、12月から有観客での試合が認められ、今日がその最初の試合でした。

本ブログ執筆時点で、リバプールでは2,000名を上限としての開催が認められました。

9ヶ月ぶりの有観客試合で、人数は少ないものの、あの熱いアンフィールドが戻ってきました。

試合開始前にサポーターが歌う「You’ll never walk alone.」が流れたときには、泣きそうになりました。

試合も4対0の圧勝で、有観客試合の幕開けに華を添えました。

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